スポンサーリンク

抗うつ薬「サインバルタ」の効果と副作用は?

抗うつ薬の「サインバルタ」は第四世代の抗うつ薬の1つであるSNRIに属する薬です。

この薬は、日本では、2010年に漸く認可された比較的新しく登場した薬なのですが、国の認可が下りるまでに非常に時間のかかった薬なのだそうです。

世界的には、2004年には承認を受けて、使用が始まっていたようです。

では、この抗うつ薬「サインバルタ」の効果と副作用についてまとめていきたいと思います。

 

sponsored link

 

サインバルタの全体的評価

カプセル

 

世界でその年に一番良く売れた薬はというランキングを発表しています。

その2012年に発表されたものによると、サインバルタの売れ行きはすこぶる順調なようです。

以下に示すリンク先のサイトをご覧下さい。

参考サイト:株式会社メディサーチ ブロックバスターの動向(2013年度製品別ランキング)

※ブロックバスターとは、「医薬品産業において使用される用語で、従来の治療体系を覆す薬効を持ち、圧倒的な売上高をたたき出し、その売上に比例する莫大な利益を生み出す新薬」のこと。*1
*1:ウィキペディアより引用

上のサイト内の一覧表を見てもお分かりのように、精神科関連の薬では、第10位の抗統合失調症治療剤のエビリファイに次いで、第12位に抗うつ薬(SNRI)のサインバルタがランキングしています。

この他に抗うつ薬が出ていきていなところから見ても、抗うつ薬の中では、その売上高はトップであることが分かります。

世界で見れば、それだけ普及している抗うつ薬で、しかも、世界的には一番多く処方されている抗うつ薬なのだそうです。

 

ところが、日本では、認可されたのが最近であることも関係しているのか、あまり、この抗うつ薬の処方頻度は低いそうです。

では、次に、この抗うつ薬「サインバルタ」の効果と副作用について、見てみましょう。

 

サインバルタの効果・効能について

man_ureshii

まず、この薬は、うつ病、うつ状態、糖尿病性神経障害にともなう疼痛に適応とされています。

糖尿病性神経障害にともなう疼痛に対しては、2012年に追加承認されたものです。

 

このサインバルタという薬の第一の特徴は、他の抗うつ薬と比べ、効果が現れるまでの時間が短いという点です。

通常の抗うつ薬では、その効果が現れるまでの時間=発現時間は、最低でも2週間、だいたい1ヶ月はかかるとされてきました。

ところがこのサインバルタは、1週間で効果が現れ始めるというのです。

これは、医師の目から見た実感と、実際に服用された方の感想からも、同様のことが記されており、製薬会社の売り文句のレベルの話ではなく、実際の体験に基づいた証言であると思われます。

ある医師の実感としては、最近開発された薬、例えば、リフレックスやレクサプロなども、従来の抗うつ薬よりは発現時間が短いように感じるとの感想を書かれています。

 

その他の効果としては、

  • うつへの効果が強めで、意欲ややる気といった面への改善効果が大
  • SSRIと比較して睡眠への影響が少ない
  • 心因性の疼痛に効果が見られる

などが挙げられています。

*参考サイト:せせらぎメンタルクリニック メンタルヘルスコラムより

 

意欲の面への効果があるとのことの他に、その他の具体的な精神症状への適応として、落ち込み、不眠、集中力低下、悲観的といったものに効果があるとされています。

*参考サイト:からだノート サインバルタカプセル20mg より

 

サインバルタの副作用

virus_oetsu

次に、副作用についてですが、全体の90.2%が何らかの副作用の出現を経験されているとのことです。

個人的には、この数値はちょっと高すぎる気がしますね。

具体的には、飲み始めの初期に、消化器系の不調を訴える方が多いとのこと。

つまり、悪心が36.6%の人に生じているそうです。

その他、悪心に次ぐ副作用として、

傾眠(31%)

口渇(22.9%)

頭痛(21%)

便秘(13.9%)

尿閉

という順となっています。

これらの副作用を軽減するために、初期の処方量は20mgから開始し、徐々に、一般的な治療量である40mgに増量するのだそうです。

副作用に関しては、服用開始後1週間が症状が重く現れるそうですが、その1週間を乗り越えれば、その後は問題なく服用できるようです。

 

重篤な副作用としては、「セロトニン症候群」が挙げられます。*2
この場合は、服薬を速やかに注意し、医師に相談して下さい。

*2関連記事:「セロトニン症候群の原因と症状は?」

 

まとめ

以上のように、サインバルタという抗うつ薬は、世界的には一番多く処方されている抗うつ薬でありますが、日本国内では、まだ、それほどの頻度では用いられていない薬のようです。

しかし、世界的に抗うつ薬のシェアのナンバー1であるということは、それだけ、期待のできる薬であるのかもしれませんね。

そして、何よりも、服用開始から効果を実感できるまでの時間が短くて済むという点が、私としては、何とも魅力的な薬である感じを受けます。

 

しかし、効果も高く、効きも早いということは、それだけ副作用も多い気がします。

実際、この薬品の添付文書には書ききれないほどの副作用が羅列されているということも、事実の事のようです。

そういったことを引っくるめても、新しい部類に入る抗うつ薬SNRIである「サインバルタ」という薬を試したい気もします。

しかし、もう少し、日本国内での処方例も増え、服薬する方が増えてきて、多くの情報が集まってから、試すのなら試して飲んでみたいものだなと、個人的にはそう思います。


スポンサーリンク

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ