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いつになってもうつが治らない・・・本当にうつ病なの?

「うつ病は必ず良くなります」と言われ、根気強く、何年にもわたって、治療を続けている方もおられると思います。

なかなか良くならない場合には、どのようなもの原因が考えられるのでしょうか?

そこで、今回は、「いつになってもうつが治らない・・・本当にうつ病なの?」と題して、なかなか治らないうつ病について、一緒に、考えてみたいと思います。

 

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うつが治るまでの一般的な期間は?

うつ病 症状 接し方

「うつ病」に関する情報がかなり社会に周知され、「早期発見・早期治療が大切であり、必ず治る疾患です」とのことが知れ渡るようになっているかと思います。

現在は、うつ病の軽症化が言われて久しいですし、新薬も色々と登場したこともあって、かなり短期間で、抗うつ薬の効果が見られ、回復も順調に進む方もおられるようです。

一般的には、まず、抗うつ薬が効き始めるには2週間はかかるとも言われています。

そして、自分のうつに合う抗うつ薬が見つかるまでに、時間がかかる場合もあります。

ですから、そう短期間での寛解(症状が良くなること)は期待できない精神疾患であるように、私自身は感じています。

 

しかし、とある精神科医の話によると、うつ病の原因は未だ不明であり、根治療法はなく、既存の治療を駆使しても寛解に至るのは7割程度。

残りの3割は治りにくい「難治性のうつ病」と言えるのだそうです。

また、良くなった場合でも再発があり得るため、予防も必要になるとのこと。

うつ病の治療は、多くが平均6週~12週くらいで寛解するそうですが、寛解後も3か月から半年くらいは治療を続けるそうです。

 

とのことで、「難治性うつ」でなければ、個人差はあるでしょうが、1年以内には治療は終結すると言えるのでしょうか?

 

ちょっと、私が周囲を見回した実感からすると、そんなに容易に寛解しているかな?と言う感じも受けるのですが…。

 

でも、専門家の目から見ると、典型的なうつ病であって、適切な治療を受ければ、それ程長期間の治療期間は要しないと言うことのようですね。

 

うつが良くならない理由にはどんなことが考えられる?

うつゴリラ

 

しかし、実際には、なかなか良くならず、年単位で治療を受け続けている方もおられるのが実状ではないかと思います。

 

年単位といっても、若い頃に発症し、かなりの年齢に至るまで、ずっと継続的に、うつに苦しまれている方もおられます。

 

これらの方はいわゆる「難治性のうつ病」と言うことのなのでしょうか?

それとも、何か他に、回復に向かわない理由があるのでしょうか。

 

投薬量が不十分

まず、考えられる理由の第1には、十分な量の抗うつ薬が使われた上での治療が行われていないと言うことが挙げられます。

抗うつ薬が効く量には個人差が大きいそうですが、医師が十分な量を試すことなく治療を続けていた場合は、治療の成果が現れず、いつまでたっても、治らないと言う状況が生じるでしょう。

 

そもそも「うつ病」ではなかった

第2に考えられるのが、最近、ちょっと耳にすることが多くなったような気がする話です。

まず、うつ病(単極性うつ病)であると診断され、うつ病の治療を受け続けてきたのですが、長期に渡り治療を受けている間に、これまで見られなかった「躁状態」が出現し、これまで「うつ病」とされてきた診断が覆される

つまり、これまでの「うつ」は双極性障害(躁うつ病)のうつ病相期であったということが分かり、投薬内容を双極性障害のものに変更したら、一気に改善が見られたと言う例です。

これまでは、長期間、診察・治療を受けていく中で偶然、躁状態が現れれば、双極性障害であったかも・・・と判明する場合がほとんどでした。

 

しかし、まだ、その診断の精度が完全に確立したとは言えないものの、新たな診断方法として、「光トポグラフィー」という検査法が、昨年2014年より保険適応のうつ病の診断方法として、認められました。

この検査は、脳の課題遂行時の血流量の変化を波形で捉えるものですが、その波形の違いから、うつ病か双極性障害か統合失調症かなどが明らかになると言うものです。

この検査の精度は、まだ、7割とも8割とも言われており、確定診断するための決定打にはなっていません。

しかし、この検査が導入される以前よりは、双極性障害とうつ病の判別に一役買っているとは言える状況ではないかと思います。

 

このように、「うつ病がいつまで経っても治らない」という場合に考えられる2つの例を挙げてみました。

 

まとめ

現在は、うつ病も様々な種類のものが登場し、従来からの典型的な定型うつ病だけではなくなり、治療にあたる医師も、また、治療を受けている患者も、「うつ病」に関する正しい情報が、どれなのかよく分からない状況になってきています。

そんな中にあって、根気よく治療を続けているのに、うつ病が良くならない。

そんなときには、「本当にうつ病?」って疑ってみる必要もあるのかもしれません。

単極性うつ病と双極性障害とでは、治療薬が違うのですから、誤った診断により誤った薬で治療を続けていたのでは良くなるはずがありません。

確かに、難治性のうつ病というものも存在するのでしょう。

しかし、自分の病気に疑念が生じた時、また、現在の主治医以外の診断を仰ぎたいなどの気持ちが出てきた時には、良い機会かもしれませんので、セカンドオピニオンを求めるのも一法でしょう。

また、光トポグラフィーの検査を受けるなどの行動を起こしてみるのも良いのではないでしょうか。

いずれにしましても、長期間に渡り、治療を続けると言うのは非常にストレスのかかることです。

長期間の闘病を強いられている方が、出来るだけ早く、回復へと向かわれますよう願っております。

 


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