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眠れない・・・これってうつの症状?病気ですか?

厚生労働省による「平成23年国民健康・栄養調査結果の概要」によると、日本人の成人の平均睡眠時間は6~7時間の人が最も多く4割近くを占めているそうです。

参照:厚生労働省HP

そして、昨年(2014年)3月に、11年ぶりに、「健康づくりの睡眠指針」というものが策定されました。

これは、この10年余りの間に、睡眠の研究が進み、睡眠のメカニズムがかなり明らかにされ、不眠と病気の関係が疫学的にもわかってきたためです。

不眠とは、

 

  • 寝床に入って寝付けない
  • よく目が覚める
  • 熟睡感がない
  • うまく眠れず、日中に不調を感じる

 

といったような状態を指します。

そして、病気との関係では、睡眠に問題を抱えた人は、生活習慣病やうつ病のリスクが高まるそうです。

 

睡眠は、質が低下するとこころの病気のリスクも高まるそうですが、長さ的には長い程良いと言う訳ではないそうです。

このように、睡眠のことについて、色々なことが明らかにされ、「睡眠12カ条」というものも発表されましたが、あなたは今、睡眠について、満足な状態にありますか?

何か睡眠のことでお悩みのことはありませんか?

そこで、今回は、「最近眠れない・・・これってうつの症状?病気ですか?」と題して、うつ病と不眠について、考えてみたいと思います。

 

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「眠れない=うつ病」っていうことはあるの?

考えるシカ

慢性的に不眠に悩まれている方の約1/3は、何らの精神的な疾患にかかっているそうです。

しかし、その精神疾患が、必ずしも、「うつ病」と言う訳ではありません。

ですから、サブタイトルの「眠れない=うつ病」は”×”ということですね。

 

では、うつ病の他には、どんな精神的な病気が考えられるのでしょうか。

病名とその症状のみを簡単に記します。

「精神生理性不眠症」

不眠の原因が解消しても、眠れないのではとの睡眠に対する強いこだわりを必要以上に持ち、不眠そのものを意識しすぎて悩み続けるというもの。

神経質、完璧主義傾向の強い方に見られがちな疾患だそうです。

 

「心的外傷後ストレス症候群(PTSD)」

災害や大事故などの心の傷が元となり、思い出したくないことを思い出し、日常生活の活動に支障をきたす精神障害です。

 

これらの2つの精神的な病気と並んで、「うつ病」が眠れない症状を伴う精神疾患として挙げられます。

しかし、あらゆる精神疾患に、不眠などの睡眠障害は付随する症状であると言えるでしょう。

 

眠ない症状を伴う体の病気もあるの?

眠れないと言う症状は、精神的な病気以外の肉体的な体の病気の際にも現れる症状です。
例えば、

 

  • 「周期性四肢運動障害(PLMD)」:ピクピクと脚が動いて目が覚めてしまう病気。
  • 「むずむず脚症候群(RLS)]:足がムズムズして眠れないと言う病気。

などがあります。

その他にも、痛みを伴う病気を持っているために不眠に陥る方、呼吸器系や神経の病気で不眠症状を起こす方、女性ホルモンとの関連で不眠になりやすい時期がある方など、様々な体の病気でも、不眠と言う症状は起こるのです。

ですから、不眠は、精神的な不調のみを示すものと言う訳ではないのです。

 

眠れない症状がある時、どうしたら良い? 受診するならどこ?

うつ病 症状 理解

眠れないと言う症状があることは、日常生活を送る上で、支障がありますし、厄介な症状ですよね。

では、そのような不眠がある時は、どのように対処したら良いのでしょうか?

まず、何か体に病気はないかどうかの診察を受け、特に、身体の変調がなければ、他の記事でも書きましたストレスが原因で眠れない際の対処法を試されてみて下さい。

それでも、良くならない場合は、まず、睡眠障害の簡易診断がネット上で出来るサイトが、昨春、開設されましたので、これを利用してみて下さい。

このサイトは、国立精神・神経医療研究センターが、全国の代表的な睡眠医療施設、大学、研究機関の専門家と共同して作成したものですので、信頼性の高い診断結果が得られると思います。

私も実際にやってみましたが、かなり詳細な睡眠に関する質問項目が多く、出てくる結果も、かなり専門的であるなと感じました。

参照:睡眠医療プラットフォーム

 

どのような結果が出ましたか?

ID登録をすれば、より詳細な診断を受けられるようですよ。

 

まとめ

不眠の症状にひどく悩まされているならば、このような簡易診断も参考にして、睡眠障害の専門医を訪ねてみることです。

うつ病などの精神疾患の付随症状としての不眠であれば、大元の「うつ病」が回復してくるに従い、不眠も解消されると思います。

しかし、精神的な不調も思い当たらない、身体の異常もないような場合では、ぜひ、日本睡眠学会が認定している「認定医」のいる医療機関を訪ねてみて下さい。

以下のサイトに「睡眠医療認定医リスト」が掲載されています。

参照:日本睡眠学会

 

ですが、結局は、診療科名として、睡眠科や睡眠障害科という項目はないと思いますので、大抵の睡眠障害を起こす多くの病気は精神科医が治療しているという実状から、症状が重い場合は、ちょっと敷居の高さを感じるかもしれませんが、精神科を受診し、睡眠障害について相談なさって下さい。

ということで、「眠れない=うつ病」ではないのですが、結局のところ、眠れない症状について、専門に診てもらえるのは精神科と言うことになります。

精神科医が開業している心療内科なら、心療内科でも構いませんよ。

 

つまり、「眠れないこと」が必ずしも「うつ病」であるとは言い切れないものの、「不眠」には、何らかの精神的な問題が潜んでいると考えた方が良いのかもしれません。

そして、うつ病に限らず、精神疾患を抱えた患者さんは、かなりの方が睡眠障害を伴っていますので、精神科医は、医師の中でも、一番、睡眠障害についての症例を多く扱っていると考えられますし、眠剤の知識についても長けていると言えるでしょう。

そう言った意味でも、あまりにつらい不眠などの睡眠障害にお悩みであれば、専門医の門を叩いてみて下さい。

そのことにより、少しでも、睡眠に関する問題が解決に向かわれればと思います。


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