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頭が痛い・・・胸も苦しい・・・これってうつの症状?

誰にでも、ちょっと心身を含めた不調の時っていうのはありますよね。

何の原因も思い当たらないのに、そのような不調になることもあるでしょうし、ハッキリとした理由があり、それが原因だろうと思うようなことがキッカケで、体調不調に陥ることはよくあることと思います。

では、今回のタイトル「頭が痛くて胸も苦しい・・・これってうつの症状?」ということについて、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

 

心と身体はつながっているもの

今の世の中、「うつ病」がかなり周知されてきました。

何か体調に異常が感じられ、しかもその原因として、何か精神的なダメージを受けたことが関係しているのでは?などと思い当たる場合は、

 

「もしかしたら、うつ?」

 

って思う方もおられるかと思います。

うつ病は早期発見・早期治療が基本である疾患ですので、うつ病であるならば、非常に早期に手を打つことができるため、理想的なことであると思います。

 

人間のこころと体はつながっているもので、何か心に引っかかるものがあれば、それが体調の変化として現れやすい方は、その心の苦しさなどを、体の異常として表現される場合もあるでしょう。

その場合、体の異常として現れるものとしては、ありとあらゆるものがあると考えておいてよいかと思います。

そのようにこころの不調が体に現れやすい方は、

「自分はストレスを感じて、我慢しきれなくなると、こういった体の症状が現れやすいんだな」

と前もって知識として持っていることは、自分の病気を未然に防ぐためにもとても大切なことと思います。

その体に現れる不調が、今回のように、頭痛や胸の苦しさの場合もあるかもしれませんが、体の各所の痛みとして現れる方もおられますし、吐き気や便秘や下痢、めまい、腹痛など、なんでも挙げればきりがないほど、なんでもアリなのです。

 

また、体調の変化として現れない場合でも、例えば、行動面でそれが現れる方というのもいるでしょう。

例えば、深酒になったり、イライラして他人に八つ当たりばかりするようになったり、若者では車の暴走運転になったりとか・・・。

何しろ、人のこころと体はつながっているのです。

心に何かが起これば、体に何らかの変化があっても当然ですし、逆に、体が何らの病気になり、そのために心の状態が乱れることもあるでしょう。

ですから、

「頭が痛い、胸が苦しい」

という症状が、心の状態を示すものとして体の状態に現れている可能性も否定は出来ません。

しかし、このような症状が、即、うつ病の症状であるとは言い切れません。

ですから、除外診断とでもいうのでしょうか。

まずは、体自体に、本当に異常がないのかを確認することが必要となってきますね。

 

まずは、身体面に明らかな病気が潜んでいないかチェックしてもらいましょう

カエルポイント

体の異常を感じたら、即、うつ病などの精神疾患を疑うのではなく、まずは、頭痛であるならば、どのような頭痛であるのかから、脳神経外科や神経内科などを受診して、問題となる頭痛ではないか診断してもらう必要があるでしょう。

そして、場合によっては、薬を処方してもらい、それによって改善するのであれば、それに越したことはないでしょう。

 

また、胸が苦しいとの症状に関しては、呼吸器系や消化器系の疾患も視野に入れて、内科にかかって、診断を仰ぐのが良いでしょう。

今回の場合のように、頭痛もあり胸の苦しさもあると言うような場合は、まずは、総合内科を受診して、診断を受け、医師が必要であると思えば、それぞれの専門医の診察を受けるように指示するでしょう。

このように、まずは、体自体に異常や不調となっている原因がないかを明らかにすることです。

まあ、まだ、日本国民の病院受診の流れとしては、体調の不調を、精神疾患であると疑うよりは、その不調な部位ごとに応じた診療科を訪れるのが一般的でしょうが。

例えば、胃腸の具合が悪ければ内科へ、足腰が痛ければ整形外科へなど。

そして、体の面での異常が見当たらないのに、その不調(頭痛なり胸痛など)がある場合は、心身症として内科で扱われる場合もあるでしょうし、より精神的な問題が大きいと医師が判断し、精神科医の診察・治療を受けることが望ましいと思えば、精神科への受診を勧められると思います。

 

精神的な問題が隠れていないかチェック!

うつ病 分かりやすく

ここまでは、体の面を先にチェックするということの重要性を書いてきました。

しかし、もし、あなた自身が、その頭痛や胸の苦しさが精神的なものが理由と思うのであれば、今はネット上に簡単にうつ病のチェックが出来るテストがありますので、参考のため、そのようなものを利用してみるのも良いでしょう。

関連記事:気付いていないだけ?仮面うつ病の症状と特徴は?

しかし、これらのチェックリストは、自己判断に基づく結果しか得られませんので、専門家の下した「うつ病」という結果とは全く違うと言うことも認識しておいて下さいね。

これらの結果を見て、体の面の異常は、精神的なものが原因であると強く感じるのであれば、内科等の診察を経ずとも、うつ病などの精神疾患の専門家である精神科医の元を直に、訪れることも良いかと思います。

しかし、このように、体の異常の有無を確認せずに精神科を受診した場合であっても、精神科医は精神疾患との診断するにあたっては、誤った診断をしないためにも、体そのものに異常のない、純粋な(?)精神的な問題であるかを判断するために、内科等での診断を受けてくるように指示することでしょう。

そして、他の明らかな体の異常がないと言うことを確認して、体の病気を除外した上で、精神的な問題としてはどのようなことが考えられるかを考えて下さるはずです。

しかし、その場合も、精神的な問題がすべて「うつ」である訳ではなく、他の精神疾患も広く視野に入れて、慎重に、診断・治療にあたるものと思われます。

 

まとめ

ということで、まずは、

「頭痛があり胸も苦しい」=「うつの症状」

と短絡的に考えるのは、ちょっと結論を急ぎ過ぎのように思います。

もともと、「うつ」や「うつ病」、その他の精神疾患で精神科医のお世話になっているような状況では、精神的な不調がそのような症状として、現れているというふうに考えることは、比較的簡単に出来るかと思います。

とは言え、元に「うつ病」などがあった場合でも、新たに「頭痛や胸が苦しい」などの症状が現れた場合、精神科医は慎重に判断すると思います。
その訴え方や症状的なものから、本当に、精神的なものが原因で起こっているものであるか?ということを。

 

私事になりますが、私が「うつ」で拒食の症状で苦しんでいた際に、胸痛に襲われたことがありました。

その際、その胸痛と拒食による体重のこれまでの落ち方などから見て、主治医がいつもの拒食だけではないのでは?と判断しました。

私自身も、これまでの拒食とちょっと違う感じ(直感的な感覚)があったため、消化器内科の受診を勧められ、受診し、検査を受けた結果、食道の病気があったための胸痛であったことが判明したと言うこともありました。

このように、こころと体は密接に関係しているのですが、いくら体に精神的な症状が現れやすいタイプの方だと言っても、いつもいつも、それが必ずしも、精神的な不調によるものとは限らないのです。

元々、精神的な疾患を持っていた場合でさえそうなのです。

 

ですから、これまでに、特に精神的な不調のために治療経験などのない方が、その体調不調を、精神的なもの、つまり、「うつの症状?」と、即決的に判断されるのは危険であると思います。

まずは、体の面の不調がないか確認をしましょう。

そして、その体調面での異常によるものと言うことが明らかにされたなら、その治療に専念しましょう。

また、体調面での異常が否定され、精神的なものとの結論が出たならば、その体調の不調の程度にもよりますが、そのまま、対処療法的な治療(服薬など)で改善が見られれば、そのまま、内科等の精神科以外の他科での治療を継続することもアリかと思います。

しかし、ある程度、その科で治療を継続しても改善が見られない、更には悪化する、精神面での不調が強くなってくると言うような場合は、他科の医師も精神科受診を勧めると思いますし、自分自身の判断で、専門医である精神科を受診して、精神科での治療を受けることも肝要になるかと思います。

関連記事:これってうつ病?失敗しない病院の選び方は?

 

結論として言えるのは、世間であまりに「うつ」という言葉が広まり、誤った知識も流れているため、ちょっとした体調の不調をすぐ「うつでは?」と結び付けてしまう傾向が、少し多く見られる感があるのですが、これはこれで、もし、本当に「うつ病」であった場合には、早期発見・早期治療につながり、意味あることです。

しかし、「ちょっとした体調の不良すべて」=「うつの症状」」ではありません。

まずは、その不調が体そのものの不調でないかをという除外診断することが、精神科的な治療を始めるにあたっても必要なことになります。

ですので、まずは、体の不調を感じたら、体そのものの診察なり検査を受けましょう。
それで、問題なしとの結果が出て、それでも、その体調不良が良くならず、苦しい思いが続くのであれば、専門医である精神科医の元を訪れる。

このような手順を踏むのが理想的ではないかと思われます。


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