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冬季うつの症状と対策方法は?

日本は東西に長い国土で、1年中温暖な沖縄、冬は海が凍る北海道まで、同じ日本とは思えないほど気候が異なります。

気候の違いは、その土地で暮らす人の気質を表わし、暖かい地方の人は「おおらかな」「陽気な」、また寒い地方の人は「寡黙な」「粘り強い」というイメージが持たれています。

気候というのは、暮らしを通じ、人の気質に大きな影響を与えるものなのかもしれません。

また、温暖な地方は1年を通じ農作物が収穫できる、寒冷な地方は雪解け水が綺麗で海産物が豊富と、それぞれの自然がもたらす大きな恵みがある一方、温暖な地方は肥満、寒冷な地方は高血圧など特有の病気があることも言われています。

その寒冷な地方の特徴的な病気のひとつに「季節性感情障害(Seasonal Affective Disorder; SAD)」、いわゆる「冬季うつ病」があります。

秋から冬にかけて、きまって気分の落ち込みが見られる障害で、1980年代からその存在が明らかになってきました。

この記事では、冬季うつの症状と対策方法についてまとめて紹介します。

 

冬季うつの症状は?

うつ病 症状 特徴

冬季うつ病は緯度の高い北欧で多くの発症例が報告されたのが始まりで、研究の結果、冬場の日照時間不足が原因とされ、光が不足すると脳内でセロトニンの分泌が減り、そのためにうつ病になりやすくなると考えられています。
症状は、次のように季節性ではない普通のうつ病とほぼ同じで、

  • 気分が落ち込む
  • 気力がなくなる
  • 元気が出なくなる
  • 生きる張り合いがなくなる
  • 物事を楽しめない
  • イライラする
  • 人と会いたくない
  • 性欲が減退する

などです。

しかしながら、普通のうつ病とは違った面もあり、普通のうつ病は、「眠れない」「食欲がない」のが一般的ですが、冬季うつ病の場合は、睡眠時間が長くなり、食欲が増すことが多いのです。

また冬季うつ病では、多くは春になると回復しますが、一度発症すると毎年繰り返してしまう場合が多いので、発症する度に適切な治療を受けることも大切なのですが、冬季に向けた生活次第で、予防や軽い症状で治めるということも可能なのです。

関連記事:夏からできる冬季うつの予防方法は?

まずは、冬季前の対策ですが、冬季うつ病の原因が日照不足ですから、普段から太陽の陽ざしを浴びて、セロトニンが活性化している状態を保つことです。

また、セロトニンを作り出すには、材料となる栄養が必要となり、セロトニンの材料となる「トリプトファン」(牛乳・チーズ・ヨーグルト・バナナなど)とセロトニンの合成を助ける「ビタミンB6」(にんにく・マグロ・レバーなど)が不足しないように普段から心がけることが大切です。

 

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冬季うつの改善方法は?

次に発症してしまったら、どんな治療があるのでしょうか。

冬季うつ病に対しては「光療法」という、人工的な強い光を一定時間浴びて、体内時計を整えるという治療法があります。

光療法は、約70%の人に何らかの効果が認められており、早い人の場合、治療開始から1週間以内に効果が現れると報告されています。

ちなみに、光療法の機器は、2万円から5万円で一般にも販売されています。

 

 

また、光の中でも、特に脳を活性化させる働きがあるのは「青色光」(ブルーライト)です。

ブルーライトは、パソコンやスマートフォンから発生する光で、世間では悪い影響ばかりクローズアップされていますが、実際の実験では、普通の蛍光灯と、ブルーライトが出るLEDでそれぞれ試験をした結果、ブルーライトが出るLEDの教室で試験を行ったほうが点数が良いという結果が出ています。

このように、あまり触れられていませんが、ブルーライトには、脳の覚醒し集中力をアップさせるという効能があるのです。

何事もメリット・デメリットがあり、要は“過ぎる”ということが、良くないことであり、適切な利用で、ブルーライトは、冬季うつ病の改善にも役立つものなのです。

 

まとめ

以上、冬季うつ病の症状と対策についてお話しました。

冬季うつ病は、冬になると繰り返すという、やっかいな病気ではありますが、精神疾患の中では珍しく「日照不足」の影響ということが、はっきりしている病気です。

それだけに、もし発症しても治療が確立されていますので、決して悲観的になることもありません。

予防を含め前向きに対策を立てて行きましょう。


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