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管理職はうつ病になりやすい?原因・特徴・症状は?

社会全体において、うつ病にかかる方が増えている中、当然、職場という環境内でも、様々なストレスによって、うつ病になる方が多くいらっしゃいます。

職場におけるストレスによって起こるうつ病は、あらゆる階層の人がかかる可能性がある訳ですが、中でも、学生と言う身分から自ら稼ぐと言う立場への大きな変化を伴う「新入社員」、上司と部下の板挟みになりやすい「管理職」の方もなりやすいとされています。

そこで今回は、「管理職はうつ病になりやすい? 原因・特徴・症状は?」と題して、職場における管理職のうつ病について考えてみたいと思います。

 

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管理職はうつ病になりやすい?

答えは、「なりやすい」です。

そして、この中間管理職の方がかかるうつ病には主に、

 

「サンドウィッチ症候群」

 

と呼ばれるものと、管理職に昇進したことでうつ病になるという

 

「昇進うつ病」

 

というものが挙げられます。

 

まず、「サンドウィッチ症候群」の方のうつについて紹介します。

これは、管理職の方が“サンドウィッチ”のように、上司と部下との中間に位置する立場となり、板挟みの状態になることで発症することからこのように名付けているのです。

そして、一般職から管理職へ昇進したために、その職務内容等が大幅に変わったことが原因で起こったうつが「昇進うつ病」と呼ばれるものです。

余談ですが、アメリカのある大学の研究によると、男女と言う性別によって、管理職にあるか否かによりうつ病へのかかりやすさに差が見られるとの報告もあります。
この研究によると、うつ病へのかかりやすさは、男性では

 

管理職≒一般職
(管理職も一般職もほとんど同じ)

 

であるのに対し、女性では

 

管理職>一般職
(管理職の方がかかりやすい)

 

と性差があることが示されています。*1
つまり、女性の管理職は男性の管理職より、うつ病になりやすいというのです。
アメリカでの調査結果ですが、参考になる話かと思います。

*1:参考記事:管理職のうつ病、男女で傾向は逆転

 

なぜ、管理職がうつ病になりやすいのか?

考えるシカ

まずは、管理職がうつ病になりやすい原因について考えてみましょう。

「サンドウィッチ症候群」の方から見てみますと、サンドウィッチをイメージして見れば分かると思いますが、上と下から挟まれる。

つまり、上司と部下に挟まれ、上司からは会社の利益を上げるための厳しいノルマを課せられ、部下からは、上司の指示を伝えるものの、不平不満を言われる。

管理職は板挟みにされる中間にいるが故に、非常に厳しい立場に陥りやすいのです。

このような状況が、管理職であるが故のストレスを生じさせ、「サンドウィッチ症候群」に陥ると言う訳です。

 

次に、「昇進うつ病」について見てみましょう。

これは、上司と部下との板挟みと言うことよりも、昇進して管理職になったことで、企業業績の達成と言う目標に加え、自分が管理する部署のマネージメントをすることも必須業務に加わるなど、一般社員と比べ責任が重くなり、仕事量も増えることにストレス源がある場合に起こると考えられるうつ病です。

 

また、この記事内で紹介した管理職がなりやすい2種類のうつ病の背景には、管理職になる「中高年という年代」もうつ病発症の原因と関係があるようです。

というのは、この中高年になると、身体的にも精神的にもエネルギーのピークは過ぎ、若い時ほどムリはききません。

それに加え、家庭においても、子供が思春期や受験期などの難しい時期を迎えて、家庭での居場所がなくなってきたり、自分や配偶者の両親の介護の問題が出てきたりと、会社以外の場面で受けるストレスも多い年代なのです。

このような立場であることも、管理職がうつ病になりやすい要因に関係していると思われます。

 

管理職のうつ病の特徴や症状について

上記に示した「サンドウィッチ症候群」にしても「昇進うつ病」にしても、管理職がうつ病になった場合に見られやすいうつ病の症状には、次のようなものが挙げられます。

自律神経のバランスが不安定になることによって、

 

慢性的な疲労状態や全身の倦怠感

不安や焦燥感を伴う抑うつ状態

自律神経系の不調

消化器系の不調

頭痛や腹痛

高血圧

動悸

めまい

不眠

 

などの多様な症状が見られます。

また、さらに重くなると、会社に行くのが怖くなったりという出社拒否に陥る場合もあります。

そのような管理職特有のうつ病に陥りやすいタイプの人と言うのがいます。

それは、他の一般的なうつ病になりやすい方との共通部分もありますが、

 

  • 誠実で人の気をつかいやすい人
  • 生真面目なで融通の利かない人
  • 頼まれごとを断れない人
  • 部下の面倒見の良い人
  • 人に頼れず、問題を独りで背負い込んで解決しようとする人

などという特徴を持っています。

 

まとめ

以上のように、管理職にある方は、うつ病に罹りやすい傾向があることが分かります。

そして、どうして管理職に就くと、うつ病になりやすいのかと言う原因についても、ある程度明らかになっています。

このことから、管理職にある方がうつ病にならないための対策が考えられます。

対策としては、

 

  • 完璧な上司を目指すのではなく、厳しさを持つ反面、悠然さも示すような大きな存在となる。
  • 上司経験者の話を聴き、相談をしながら、管理職としての経験を積む。
  • 職場環境を、上司、部下共に皆がオープンに本音で語り合える場、相談しやすい場に整える。
  • 休日は仕事を完全に離れて趣味のことに打ち込む、また、家庭をリフレッシュできる場とする。
  • 1人で仕事を抱え込まないというスタイルを意識づける。

 

以上のような点に気を付け、改善出来る点は改善していくことで、新たな管理職のうつ病の方を作らない、また、うつ病に既になってしまった方にも復帰しやすい職場にすることが可能です。

これらのことが、管理職のうつ病を考える場合、重要になってくるかと思います。


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