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マリッジブルーは「うつ」の一種?症状や原因は?

まず初めに、

「マリッジブルー」

という言葉に関する定義はありませんし、この言葉は、医学用語でもありません。

ですが、敢えてこの言葉を説明すると、

「結婚を控えた人が間近に迫った結婚生活に突然不安や憂鬱を覚える、精神的な症状の総称である。」

となるようです。*1

 

またさらに、

漠然とした不安感である」

「望んで行う結婚では当事者は喜びに満ち溢れるところだが、結婚に現実のものとして直面すると、結婚後の生活の変化や家庭を持つ責任への不安が突然に強く意識される。

これがマリッジブルーである。

マリッジブルーが昂じると、憂鬱から逃れるため最悪の場合婚約の破棄にいたることさえある。」

Wekipediaより引用

と説明されています。

今、正にこのような状況にある方、ご自身で、もしかしてと疑われている方などさまざまおられると思います。

さらに、私はもっと深刻だけど、

「マリッジブルーってうつ病なの?」

などと不安に思われている方もおられるでしょう。

そこで、今回は、マリッジブルーの症状や原因について整理し、マリッジブルーとはうつ病の一種であるのかについて、一緒に考えてみたいと思います。

因みに、マリッジブルーというと女性だけがなるものと思われがちですが、男性もマリッジブルーになることがあり、男性は、プロポーズの前に、このマリッジブルーに陥ることが多いとされています。

 

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マリッジブルーで見られる症状は?

肘付き悩む

マリッジブルーに陥ったときに見られる症状は、人によりさまざまですし、その程度も非常に幅があります。

症状としては、例えば、

  • 相手や将来に不安を感じる
  • 憂鬱になる
  • 急に気分が落ち込む
  • 恐怖心にさいなまれる
  • 眠れなくなる
  • 食事が摂れなくなる
  • 結婚式の準備に気が進まなくなる
  • 不安や恐れが原因でケンカになる

などが挙げられます。

これ以外にも、いわゆる「ブルー」な気分の時に現れるあらゆる気持ちや状態が生じる可能性があります。

 

なぜマリッジブルーになるの? 原因は何?

考えるウサギ

「結婚」という人生の絶頂とも言える時期に、なぜ、ブルーになるのかというと、結婚は大きな「ストレス」になるからです。

近親者の死や事故などのマイナスな出来事だけでなく、一見すると嬉しく喜ばしいプラスの出来事も、「ストレス」になるのです。

人生において大きな変化を伴うものはすべて「ストレス」なのです。

 

結婚に限らず、昇進や進学、出産、新居への引っ越しなども喜ばしいことですが、人生においてはストレスとなるのです。

人生におけるさまざま出来事をストレス点数としてまとめたものを、以下でご紹介します。

これは、1960年代にアメリカで作られた尺度を元に、現代の日本の環境や生活習慣などを加味した日本版を、精神科医である夏目誠・大阪桐蔭女子大学教授らが、1988年に発表したものです。

※表をクリックすると拡大表示されます。

ストレス点数表

引用元:西日本新聞 特集記事 ストレス自己採点(2009年03月01日付け)より

 

この表を見てお分かりのように、ストレスとなるものの第28位に「結婚」がランク付けされており、その点数は50点となっています。

結婚が、いかにライフイベントの中で大きなストレスになるかがお分かりいただけたでしょうか。

 

良い意味でも悪い意味でも、「変化」というものは大きなストレスになるのです。

そして、この記事の冒頭で男性もマリッジブルーになると記しましたが、数的には、女性の方が圧倒的にマリッジブルーになりやすいと言われています。

というのも、結婚することによって生じる変化は女性の方が大きいからです。

例えば、

  • 結婚に伴って戸籍が変わって名前が変わる
  • 仕事を辞めなければならない場合もある
  • 居住地も変わる可能性が高い

など、男性と比べて変化が大きいのです。

このような環境の変化によって、マリッジブルーが訪れることになるのです。

 

マリッジブルーは「うつ病」とは違うの?

うつ病 女性 症状 恋人

では、このような結婚というストレスによって、不安や恐怖心でいっぱいになったり、食欲不振や不眠にまでなるマリッジブルーですが、これは「うつ病」とは異なるものなのでしょうか。

初めにも書きましたように、マリッジブルーとは正式な医学用語ではありませんので、マリッジブルーがうつ病かどうかということを議論するのは不毛なことと思われます。

世間一般に、結婚前に陥るブルーな状態を指す言葉という共通認識はあり、言葉としても、世の中に浸透しているものですが、

こういう状態があったらマリッジブルーだ!

といったような明確な定義は存在しないのです。

 

ですが、マリッジブルーという言葉を外して、マリッジブルーで見られる症状を精神医学の診断基準に照らし合わせてみると、その症状は「抑うつ状態(うつ状態)」であるとは言えるようです。

しかし、マリッジブルーと言われる人の症状、程度はさまざまですので、マリッジブルーと言われている人、マリッジブルーかしらと思っている人の全てが、うつ状態であると断定出来るものでもありません。

ですから、マリッジブルーが重めの方は、うつ状態にある可能性も否定できないという程度だと思われます。

 

というのも、マリッジブルーとは、この症状が起こった原因が「結婚」にあることが明らかですから、多くの方は、そのような状態はそう長くは続かず、結婚後、新たな生活に馴染み、前向きに生きていかれることになるからです。

ですから、専門家も

マリッジブルーを敢えて言えば「抑うつ状態」の症状を呈しているとみることは出来るけれども、それがうつ病に至る前段階としてのうつ状態とまで考えて心配をする必要はない』

ということをおっしゃられています。*2

*2:参考サイト:

うぃーくえんど・ケアタイム『ひだまりハウス』 インフォメーション 2014年02月23日より
(このサイト内のasxファイルより音源をお聞き下さい)

 

ですが、このようにマリッジブルーで見られるうつ状態が絶対にうつ病に発展しないとは言い切れません

ですから、あまりにもうつ状態が長引く場合や、その程度が生活に大きな支障をきたす場合などは、念のために、専門家の元を訪ねてみることをオススメします。

結婚を機に、うつ病になる方がゼロではないと思われますので。

 

まとめ

以上のように、マリッジブルーの説明と、マリッジブルーが「うつ病」の一種であるのかということについて、お話しました。

結論としては、マリッジブルーはうつ病ではないといえるでしょう。

強いて言うとしても、症状的には「うつ状態」であるとは言えるのでしょう。

以前にも書きましたが、「うつ状態」と「うつ病」は異なるものです。

抑うつ状態とうつ病の違いは?

 

ですから、うつ病の前段階にも見られる「うつ状態」の症状が見られる可能性はあります。

しかし、それが「うつ病」に至ることを心配する必要はまずないようです。

もし、世間一般で言われる「マリッジブルー」の症状がお辛く、苦まれておられるなら、マリッジブルーというより「抑うつ状態」として、その治療を受けられた方が良いかと思います。

あまり世間一般で使われる「マリッジブルー」という言葉にとらわれないことが肝要かと思います。

 

ですが、多くの人が経験する通過儀礼のような「マタニティーブルー」であるならば、その経験者などの意見を聴くことなども、その症状の解決に役立つのではと思います。

しかし、万が一のことを考えて、結婚後もなかなかその抑うつ状態が改善されない、もしくは、悪化するようなことがありましたら、躊躇することなく、専門医の元を訪ね、診断を仰ぐことを強くオススメします。

今、マリッジブルーでお悩みの方、何とかこのお辛い時期を乗り越え、幸せな結婚生活が訪れますことを願っております。


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