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うつ病の症状が出る原因を分かりやすく紹介します。

うつ病の方が増えてきている昨今、うつ病はどうして起きるのだろうかと疑問に思う方も多いかと思います。

そうですよね。

なぜ、うつ病は起こるのでしょうか。

そして、なぜ今、うつ病の患者数が増えているのでしょうか。

そこで、今回は「うつ病の症状が出る原因は?」ということで、なぜうつ病が起こるのか、その原因やメカニズムについて、難しくならないように、分かりやすく考えてみましょう。

 

うつ病とうつ状態は違うものです

 

うつ病 分かりやすく

 

まず初めに、はっきりと正確に知っておいていただきたいことに、

「うつ状態(抑うつ状態)」=「うつ病」

ではないということがあります。

「えー?」と思う方も多いかと思います。

もしかしたら、医療機関を受診して

『「抑うつ状態」ですね』

と言われたのを、自分は「うつ病」なんだと思い込んでいた方。
意外と多いのではないのではないでしょうか。

まあ、この部分に関しては、医師の説明不足による医師の責任もあると思いますが、医師だけのせいにせず、自分でも勉強していきましょう。

「うつ状態(抑うつ状態)」というのは、あくまで状態像を示す言葉で、病名を表す言葉ではないのです。

逆に「うつ病」というのは、精神疾患のひとつである病気の名前です。

これだけでは、意味が分からないという方もいらっしゃると思いますので、例を挙げて考えてみましょう。

例えば、

「鼻水が止まらない」

という症状(状態像)があったとします。

この症状があることは確かなのですが、何の病気の症状であるかは、まだ特定されていません。

この症状は、花粉症によるものかも知れませんし、今流行の風邪の症状のひとつかもしれません。

つまり、

「うつ状態」である

と診断されても、それは必ずしも、

「うつ病」の症状としての「うつ状態(抑うつ状態)」である

とまではまだ断定されていない、ということなのです。

「うつ状態(抑うつ状態)」は「うつ病」以外の様々な精神疾患で見られる症状(状態像)のひとつに過ぎないのです。

というのも、「うつ状態(抑うつ状態)」は精神疾患以外の

がん

糖尿病

にも起こり得ますし、精神疾患の中でも、

統合失調症

パーソナリティ障害

適応障害

などの多くの病気で見られる症状なのです。

なんとなくでも、この両者の違いをイメージしていただけたでしょうか。

それでは、ここからは、「うつ病」がなぜ起こるのかと言うその原因について考えていってみましょう。

 

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うつ病の症状が出る原因は?

 

うつゴリラ

 

まず、このような疑問を持たれる方には、

今は健康だけれども単なる興味関心からその謎を知りたい方

実際にうつ病を患っていて闘病中の方

うつ状態と診断されている方

などがおられるのではないかと思います。

うつ状態の方などは

「うつ病」に発展するのでは?

という危機感を持たれているかも知れません。

では、原因は何なのでしょうか。

残念ながら、答えは「●●が原因です」と、言えるような研究結果はまだ出ていないのです。

しかしながら、いくつかの原因・要因が考えられています。

その代表的なものを挙げてみましょう。

1.環境的要因

まず1つ目が、環境的な要因です。
つまり環境の変化による強いストレス、個々人が受け止めきれな量のストレスを受けるためという考え方です。
そのようなストレスを受けて環境が変化することが、ひとつの要因だと言うことです。
例えば、そのストレスになるものの例として、

親や親しい人との死別

仕事や財産や健康などの大切なものを失うこと

人間関係などの様々なトラブル

家庭や職場などその人が属する場での大きな変化(結婚、妊娠、昇進、降格など)

があります。

 

2.元々持っている「性格傾向」

2つ目が、元々持っている「性格傾向」です。

よく「病前性格説」などと言われるものですね。

うつ病になりやすい人には、昔から、メランコリー親和型性格などと言われる特徴的な性格があると言われています。

具体的にどのような特性を示すかと言うと、

生真面目

義務感が強くて仕事熱心

完璧主義者で几帳面

凝り性

絶えず他人への気配りをして人間関係を保とうとする

社交的で明るい面と寂しがりやな面の二面性がある

などです。

このような性格特性を病前に持っていると、発病しやすいという考え方です。

 

3.脳内物質の変化

3つ目が、脳内にある物質の変化がその原因であるという考え方です。

これが、現在、最も重要視されている説で、脳内の神経伝達物質の減少によって、発症するという説です。

ですから、治療もその不足した物質の減少に歯止めをかけ、補おうという薬物療法がメインとなるわけです。

上に示した以外のことを原因と考える説もあります。

しかしながら、上記に示した3つの説・要因も、単独でうつ病発症の原因になっているとは考えらえておらず、様々な要因が絡み合って、複合的に作用して、病気が発症すると考えられています。

 

まとめ

まず、「うつ状態(抑うつ状態)」の方は必ずしも「うつ病」になると言う訳ではないと言うこと。

「うつ状態(抑うつ状態)」から回復する可能性もありますし、他の病気になる可能性もあるのです。

ですので、「うつ状態(抑うつ状態)」の方は、「うつ病」を含む精神的な疾患への進行がないかを常に注意しつつ、他の体の病気の可能性も視野に入れて、今の状態を見守ってください。

そして、既に、「うつ病」と診断され薬物療法を受けている方、または「うつ病」のことを知りたい方は、その原因として、現在は、うつ病は「神経伝達物質の減少による脳の病気」という考え方が主流となっていますので、治療もそれに沿った、その物質を補い、調整する薬物療法がメインで行われているということを理解して下さい。

ですから、薬が処方されている根拠をしっかりと理解して、医師の指示に従って、服薬を続けて治療にあたることが肝心です。

そして、近い将来、もっと確実な原因が明らかにされることを切に望みます。

その結果として、最善の効果ある治療法が確立されることを願わずにはいられません。


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